熱狂的野球ファンが綴る!ベースボールの魅力

プロ野球界一のお祭り男!絵になる男、中畑清、絶好調!

今年のペナントレースをもってファンに惜しまれながら勇退したのが、
横浜ベイスタースの中畑清監督です。

 

人気はジャイアンツでの選手時代からありました。
本人も、記録に残る以上に記憶に残る選手になりたい、
と口癖のように言いながら現役生活を送っていました。

 

長嶋茂雄さんからの影響を誰よりも受けているのは明らかで、
同じサードというポジションだったこともあり、
また、長嶋監督の下でミッチリ鍛え上げられたヤングジャイアンツの一人として
意識して見なくても似てるな−と思うことがあります。

 

よく、絵になる男といいますが、彼は正にその言葉が似合います。「絶好調!」という口癖は、
たとえ自身がどん底であっても、あのキャラクターでその言葉を言われると、
周りがついつい笑顔になってしまう癒やしのパワーがあります。

 

また、大の演歌好きで、現役時代にデビューもしています。
男らしさ全開の中畑清さんですが、
そのチャーミングさは他の追随を許しません。

 

今の若い人には試合後の監督インタビューでの前向きな
明るさが印象に残っていることでしょう。

 

現役時代のプレイスタイルもあのままで、
空振りの仕方一つをとっても、スライディングの仕方も、
やはり絵になる男でした。

 

お祭り男というあだ名もあります。
現役引退後は野球解説者となり、長い間活躍されていましたが、
アテネ五輪で恩師、長嶋監督の下、ヘッドコーチに就任し、
長嶋監督が病に倒れた後は監督として本大会へ出場、
見事銅メダルを獲得しました。

 

中畑さんは、プロ野球選手会の初代会長としても尽力し、
その後の労働組合の発展に貢献しています。

 

現役の最終試合を彼は日本シリーズで迎えました。
私は偶然にも観ていたのですが、あの光景は未だに忘れられません。

 

舞台は日本シリーズ最終第七戦。
対戦投手は後に大リーグへ行った近鉄の吉井投手。球場は昼の藤井寺。
彼の放った放物線はレフトスタンドへ吸い込まれていきました。

 

ベースを回る間中、何度も何度も笑顔でガッツポーズをしていた場面は強
烈な印象を世の野球少年達に与えたと思います。

 

中畑選手が引退してもう二十五年以上経ちますが、
中畑選手以上のお祭り男は現れることなく、月日が流れてしまいました。

 

お祭り男不在の穴埋めをしたのも監督として復帰して
からの彼自身だったなーと今改めて思います。
彼がユニホームを脱いだ今、新しい「絶好調男」「お祭り男」の
登場をいちプロ野球ファンとして心待ちにしています。