熱狂的野球ファンが綴る!ベースボールの魅力

かっこいいはこういうことさ!炎のエース黒木知宏

元千葉ロッテの黒木知宏投手は、「ジョニー」の愛称と、打者に真っ向から向かってい
くピッチングスタイルで一世を風靡しました。私は小さい頃からホークスが好きなのですが
、この黒木投手だけは敵ながら大好きなピッチャーでした。

 

パ・リーグを代表する投手だったこともありますが、ケガをしてマウンドに立てない日々
が続いても、諦めずにひたむきに復帰に向けて努力する姿に心打たれました。当時
私は野球をやっていて、私も肩や肘を痛めて投げられないことが多かったのですが
、黒木投手の存在にどれだけ勇気づけられたかわかりません。

 

当時のロッテはお世辞にも強いチームとは言えませんでしたから、その中でもエース
としてロッテを支え続けた黒木投手は男の中の男だと思って尊敬しています。エース
になっても、二軍時代にお世話になった恩師のために背番号を変えなかったというエ
ピソードにも男気を感じます。

 

そんな黒木投手の名場面といえば、やはり1998年7月7日の「七夕の悲劇」でしょう。
16連敗中のチームを救うべく先発した黒木投手は、9回まで投げ抜き、二点リードをし
たまま、あと1アウトで勝利というところまでこぎつけますが、次の打者に同店ツーランを
放たれ、結果チームは延長戦でサヨナラ負けを喫したという試合です。同店ツーラン
を打たれたとき、マウンドでうずくまった黒木投手の姿。勝負の世界とはいえグッとくる
ものがありました。

 

2001年以降は本当に肩の故障に悩まされ、三年間一軍のマウンドから遠ざかります。
そして2004年6月2日、三年ぶりに勝利を上げることになるのですが、その試合、たまた
ま地元でのホークス戦だったこともあり、私は観戦に訪れていました。もちろんホークス
を応援していたのですが、黒木投手の熱投と勝利にその日ばかりはホークスの敗戦も
悔しくは感じませんでした。純粋にかっこいいと思いました。肩のケガに泣かされ続け、
不安や痛みと闘い続けたプロ生活だったと言えるかもしれません。しかし通算成績以
上にその雄姿はファンの記憶に焼き付いているのではないでしょうか。
現在は日本ハムのコーチをされていますが、黒木投手のような熱い投手の再来を
期待しています。